茶道部 概要
茶道部について
茶道部は本校創立時よりあり、流派は表千家です。茶道の指導には平成19年度までは石井清恵(宗恵)先生、平成20年度からは石井陽子(宗陽)先生にお願いしてきました。清恵先生は本校の作法室(茶室)の設計の段階から関わってくださった、茶道部生みの親とも呼ぶべき方です。本校の卒業生でもある陽子先生は、その後を受け継ぎ、部員不足の時も茶道部(茶道同好会)を見捨てずに暖かくご指導いただきました。
必修クラブと連動していた教育課程の平成11年度までは人数も多かったようです。その後、体育系部活動の盛んな本校においては部員不足に悩み、長らく同好会に格下げとなっていましたが、平成29年度に歴代顧問の悲願であった「部活動」への復活を成し遂げ、その後現在に至るまで「茶道部」として存在しています。
茶道部の活動ですが、文化祭では、たくさんのお客さまに来ていただいてのお手前を行っています。また、コロナ禍前までは、毎年3月末に学校のすぐそばの「特別養護老人ホーム 恵の里」でボランティア茶会を行うのも伝統となっていましたが、現在は休止中となってしまっているのが残念です。日常は文化祭でのお手前に向けて、隔週での活動を行っています。令和7年4月現在、総勢18名の部員で活動していますが、これからも伝統ある「茶道部」の灯を絶やさないよう、しっかりやっていきます。
茶道は、礼儀作法はもちろん、目上の方への正しい言葉遣いや動作の美しさも学べ、大人になってからも大変役立つものだと思います。部員たちには、茶道部での活動を通して古き良き「おもてなしの心」を身につけた豊かな人間に成長してほしいです。