連絡

埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年8月号

埼玉県教育委員会から、以下のとおり通知がありましたのでお知らせします。
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◆埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年 8月号「危険行為について」

動画サイトでは、危険行為を行っている様子を撮影した動画が掲載されることがあります。
こうした動画の中には、見れば誰でも実践できるほど、詳細にやり方を解説しているものもあり、児童生徒が興味本位で真似をしてしまうこともあります。

【インターネット上に掲載された危険行為を真似した事例】
昨年、同級生に対して、少年ら数人が、深呼吸をさせた後、胸を強く押して気を失わせるという暴力行為を行い、逮捕、補導されるという事件がありました。
これは、大変危険な行為であり、脳に酸素がいかなくなり後遺症が残る恐れがあるほか、最悪の場合は死に至る恐れもあります。
また、加害の少年らは、Youtubeなどの動画サイトを通じて、この行為の詳細なやり方を知ったようです。

【子供たちが危険行為を真似しないために】
インターネット上に掲載された危険行為の動画は、見ている人の興味を引くように面白おかしく作られていることが多く、動画を見た児童生徒が遊び感覚の軽い気持ちで真似してしまう危険性があります。
そのため、興味を引くような動画を見つけたとしても、興味本位で真似するのではなく、それが大きな事故やけがにつながる危険性があるものではないか、あるいは不法なものではないか、ということを児童生徒自身に考えさせる指導等が必要です。
また、危険行為がニュース等で話題になった際は、学校で児童生徒を交えて話し合う場を設け、その重大さをしっかりと認識させることも大切です。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課

埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年7月号

◆埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年7月号「不適切な投稿について」

SNSやブログに、しばしば、公共の場で悪ふざけをしている様子などを撮影したものが投稿されることがあります。

【不適切な投稿が大きなトラブルに発展した事例】
平成25年に、地下鉄の線路内でピースサインをしている写真を撮影し、Twitterに投稿した男子高校生らが、鉄道営業法違反と軽犯罪法違反の非行事実で逮捕される事件がありました。
この事件では、男子高校生のTwitterのアカウント名や過去の投稿内容などから、本名や通っている学校名などが特定され、それらの情報がインターネット上に広められました。
男子高校生らは、「軽いノリでやった」と話していたようですが、拡散してしまった情報は完全に削除することは困難であり、いまだにインターネット上に残ってしまっています。



【軽はずみな投稿が取り返しのつかない事態になることも】
この事例のように、児童生徒は軽い気持ちで不適切な投稿をすることがあるようです。
しかし、インターネット上の投稿は、友人だけでなく誰もが閲覧可能です。
また、インターネットには、不適切な行為をしている人物を懲らしめることを目的として、
こうした投稿を様々なサイトに貼りつけていく人物もいます。そのような人物の目に留まると、自分の意図しない方法で自分の投稿を勝手に広められ、取り返しのつかない事態になる場合があります。

【児童生徒が不適切な投稿を行わないために】
不適切な投稿が拡散され、インターネット上に残り続けてしまうと、受験や就職活動の際、担当者に見られることで、進学、就職に際し不利益を被ってしまう、ということも考えられます。
児童生徒には、インターネット上に投稿する際は、不適切な内容が含まれていないか、誰に見られても困らない内容であるかなどをよく確認し、不適切な投稿を行わないよう指導していくことが大切です。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課

埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年6月号

◆埼玉県ネットトラブル注意報 
平成27年6月号「無料通話アプリの『既読機能』をめぐるトラブルについて」

LINEやカカオトークといった無料通話アプリには、「既読機能」と呼ばれるものがあります。この機能は、相手にメッセージが伝わったことを確認できる便利なものですが、トラブルの原因になってしまうこともあります。

【無料通話アプリでのやりとりが原因になったトラブル】
昨年6月、男子高校生2人が、中学生時代の同級生に対して暴行を加えけがを負わせる事件がありました。
また、平成25年の9月には、男子高校生ら4人が、他の高校に通う 男子生徒に暴行を加えた後、両足を縛って川に突き落とすという事件も起こっています。
これらの事件は、いずれもLINEの既読機能をめぐるトラブルで、被害生徒からの返信がなかったことに腹を立てた加害生徒が本人を呼び出し、犯行に及んだものです。


【「既読無視」に対する児童生徒の捉え方】
無料通話アプリを使ったやりとりはリアルタイム性が高いため、メッセージを読んだらすぐに返信をするものだと思い込んでいる児童生徒もいます。なかには、「メッセージを読んだら○分以内に返信をしなくてはいけない」といった独自のルールを作っていることもあります。
また、メッセージを読んだのに返信をしないことを「既読無視(既読スルー)」と呼び、重大なルール違反と考えている児童生徒もいます。そのため、ルールに違反した人物に対しては厳しい対応をすることがあり、人間関係の悪化や、場合によってはいじめや金銭強要、暴力行為などのトラブルにつながっていくケースもあります。

【学校全体での指導が重要】
「既読機能」をめぐるトラブルは、お互いが同じように注意してやりとりを行わなくては防ぐことができません。そのため、個別にではなく、学校全体で指導を行い、メッセージを送った相手に返信を強要したり、返信がないことで相手を非難したりせず、相手の都合を考えながら思いやりをもってやりとりを行わなくてはいけない、ということを理解させることが大切です。
そのうえで、児童生徒自身にも無料通話アプリの利用の仕方について改めて考えさせることも大切です。児童生徒の話し合いの場を設け、安全利用のためのルールづくりなどを行い、児童生徒自身が日頃から適切な利用をこころがけるよう、意識づけをしていくことが重要です。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課