埼玉県ネットトラブル注意報 第9号

埼玉県教育委員会より以下のとおり通知がありましたので掲載します。

◆埼玉県ネットトラブル注意報 第9号

【不審なメール~フィッシング詐欺とは~】
こんなメールが届いたことはありませんか。
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~システム変更の通知とそれに伴う作業について~
 平素からA銀行のオンラインバンクをご利用いただきありがとうございます。
 平成xx年xx月xx日から弊社のオンラインバンクシステムが変更されることに伴い、
 お客様にはお手数かけますが、下記弊社のホームページに入り、口座番号・暗証番号を
 入力していただくことをお願いします。
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実はこのメールは、実在する企業の名を騙り不正に個人情報を入手する、フィッシング詐欺と言われるネット犯罪の手口の一例です。
フィッシングとは、このように偽のメールやwebサイトを用意して消費者がこれに引っかかるのを待つことを魚釣りになぞらえた、ネット上の隠語です。

■被害の増加
経済産業省が支援しているフィッシング対策協議会によれば、フィッシング詐欺被害の届け出件数は平成24年度の828件から平成25年度15,171件となり、対前年度で約17倍以上と増加の一途をたどっています。また、被害が増加している原因の一つとして、人気のSNSやオンラインゲーム、オークションサイトなどの利用者が狙われていることが挙げられます。

■フィッシング詐欺の手口
代表的な手口としては、冒頭にもあるようなシステムの変更や登録情報の確認などの名目で、メールに記載されたURLから偽のwebサイトに誘導し、IDやパスワード、口座番号や暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を入力させるというものです。最近では、メールに添付したファイルにウイルスを仕込み、ファイルを開くとパソコンやスマートフォンの中に保存されている個人情報を悪意のある第三者へ転送する仕組みなど、手口が巧妙化しています。

■被害に遭わないようにするには
企業が個人情報などの重要な情報の更新をメールで催促することは、ほぼありません。
また、日頃から以下の点について気を付けるようにしましょう。

・電子メール内に記載されているURLをむやみにクリックしない
・パスワードは推測されないよう工夫し、定期的に変更する
オンラインバンクの取引履歴やSNSのログイン履歴は定期的に確認する
・セキュリティソフトを導入する

とはいえ、フィッシング詐欺の手口は年々巧妙化し、インターネットを使い始めた児童生徒はもちろん、大人でさえも偽物と見抜くのは難しくなっているのが現状です。もし、不正出金や不正利用などの被害に遭ってしまった場合、契約しているクレジットカード会社や銀行などへ連絡し、パスワードの変更やサービスの利用停止について相談してください。あわせて、最寄りの消費生活センターや警察署に相談すると良いでしょう。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課