活動報告

2012年8月の記事一覧

2012北信越かがやき総体シングルス優勝、ダブルス5位入賞

2012北信越かがやき総体の成績は、以下のとおりです。応援ありがとうございました。
奥原希望(3年)女子シングルス優勝※2年連続
奥原希望(3年)中西貴映(2年)女子シングルス第5位(ベスト8)
 
【女子シングルス奥原成績】
・決  勝 2-0 (21-13、21-13) 渡辺あかね (埼玉栄高)
・準決勝 2-0 (21-11、21-10) 仲井由希乃 (日本橋女学館・東京都)
                                           以上8/6(月)福井県営体育館
・準々決勝2-0(21-13、21-10) 柳  郁美 (西武台千葉・千葉県)
・4回戦    2-0 (21-9、21-12)  上野亜実 (県岐阜商業・岐阜県)
・3回戦   2-0 (21-5、21-7)    古川佳奈 (前沢高校・岩手県)
・2回戦   2-0 (21-7、21-6)    有田和佳奈 (土佐高校・高知県)
  以上8/5(日)北陸電力福井体育館「フレア」
 
 【女子ダブルス 奥原・中西 成績】
・準々決勝 0-2(16-21、20-22)   山口・村田(富山国際大付高・富山県)※準優勝
・4回戦     2-0(22-20、21-11)   島田・上代(青森山田高・青森県)
・3回戦     2-1(21-11、17-21、21-13)   柏原・宇都宮(園田学園高・兵庫県)
・2回戦     2-0(21-6、21-5)   広瀬・小西(清和女高・高知県)
    以上8/4(土)永平寺緑の村ふれあいセンター)
 
・8/7(火)埼玉新聞11面
 
記事内容
「母校のため」闘志に火
 県勢対決となった決勝で圧倒的な強さを見せた日本チャンピオンの奥原が女子シングルスで2連覇を達成。優勝して当然という重圧の中、地力の違いを見せつけ「当たり前のことを当たり前にやるのが難しい。終わってほっとした」と穏やかな笑顔を浮かべた。
 決勝は序盤から持ち味の軽やかなフットワークと抜群のコントロールを発揮。
奥原の特長をよく知る渡辺にすら付け入る隙を与えなかった。大高監督も「疲れがたまっている状態でうまくまとめた」と、大きく成長した戦いぶりを評価した。
 入場時の鬼気迫る表情は、対戦した渡辺も「顔つきが変わっていた」と気おされるほど。
 昨年12月の全日本総合選手権を16歳8ヶ月の史上最年少で制した『女王』を本気にさせたものは「大宮東に恩返しがしたい」という一つの思いだった。
 出身地の長野から埼玉へ単身移り住み、奥原に引っ張られるように仲間もレベルアップ。今大会はダブルスに初出場し、2年生中西と8強入り。惜しくも団体での出場はかなわず。「みんなを連れてきたかった」と悔しがっていた。
 2016年のリオデジャネイロ五輪を目指して海外を転戦しながら、昨年3位の世界ジュニア選手権(10月・千葉)に照準を合わせる。五輪メダリストの登竜門呼ばれる大会へ「日本のエースとして期待に応えたい」と意欲を燃やしている。
 先日のロンドン五輪ダブルスでは藤井・垣岩組が準優勝し、日本バドミントン界に初のメダルをもたらしたばかり。身長154センチの小さな日本のエースが、4年後には大きく成長した姿で次の扉を開けてくれるに違いない。(伊部侑甫)