2015年4月の記事一覧

埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年4月号

◆埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年4月号「個人情報を書き込むことの危険性について」

インターネットには、個人情報に関する書き込みが多くあります。そのような書き込みの中には、児童生徒によって書き込まれたものもあり、ネットパトロールの際に、顔写真を掲載したものや、本名・学校名などを書き込んだものなどをよく目にします。このような書き込みが原因で起こるトラブルは少なくありません。

【個人情報がもたらすトラブル】
インターネットの書き込みは、誰でも見ることができます。書き込みを見ている人の中には、悪意をもった人物も少なからず存在しています。本名や学校名がこのような人物の目に留まることで、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
例えば、以下のようなトラブルが考えられます。
・載せられた学校名と顔写真で、学校の前で待ち伏せされたりつきまとわれたりする。
・メールアドレスを書きこむことで、迷惑メールやウイルス等が送られてくるようになる。
・書き込んだ氏名や学校名などをもとに、自分になりすまされる。
これらは、実際に起きているトラブルの、ほんの一例です。

【なぜ個人情報を書き込むのか】
そもそも、児童生徒はなぜ、インターネットに個人情報を書き込むのでしょうか。一つには、実生活における友達との交流をインターネット上でも同様に行うために書き込んでいるケースが考えられます。友達に自分の書き込みを見つけてもらうために、詳細な個人情報を書き、目印にしているのです。また、インターネットを通じて新しい友達をつくるために書き込んでいる場合もあります。こちらの場合は、自己紹介として個人情報を書き込んでいます。

【本人が意図していないケースも】
最近では、写真や動画から、意図せず個人情報を漏らしてしまうケースも発生しています。
例えば、学校帰りに駅前で撮影した写真をインターネットに載せたところ、その駅の周辺にある学校のホームページを調べられ、身に着けていた制服からどこの学校の生徒なのかということを突き止められてしまう、といったことも起こっています。

【指導のポイント】
まずは、悪意をもった人物の存在を意識させることが大切です。インターネットは、自分たちだけが使っているわけではない、自分が書いた情報を、誰かに悪用されてしまう可能性があるのだ、ということを、児童生徒が理解することが重要です。また、写真や動画をインターネットに掲載する際は、背景などにも気を使い、特徴的な建物や住所が書かれた看板などがうつっていないか、部屋の中で撮影する場合は、賞状や手紙などがうつっていないかなど、事前によく確認する、ということも大切です。一度インターネットに書き込んだ情報は、あとから削除することは非常に困難です。書き込む内容は、誰に見られても構わないもの、消せなくなっても構わないものだけにするよう、使い方を見直させることが肝心です。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課