2015年9月の記事一覧

埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年9月号

埼玉県教育委員会から、以下のとおり通知がありましたのでお知らせします。
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◆埼玉県ネットトラブル注意報 平成27年 9月号「リツイートの危険性について」

Twitterには、他の利用者の投稿をそのまま再投稿する、リツイートという機能があります。
この機能は、面白い投稿を他の利用者に紹介したい場合や、緊急性のある情報を素早く共有したい場合などに使われるものです
児童生徒のTwitter上でも、有名人のつぶやきや、インパクトのある画像などをリツイートしているものをよく見かけますが、こうしたリツイートが思いがけない事態に発展してしまうこともあります。

【リツイートしただけで逮捕されることも】
昨年の11月に、Twitter上に投稿された児童ポルノ画像をリツイートしたとして、大阪府の男性が書類送検され、関東地方に住む中学生が非行事実で児童相談所に通告される、という事件が起こりました。
この事件では、最初に画像を投稿した横浜市の男性が書類送検されましたが、リツイートした大阪府の男性と中学生も、「不特定多数の人が見られる状態にした」として、同様の罪に問われました。
他人の投稿をリツイートしただけでも摘発されます。

【善意のリツイートが混乱を招くことも】
また、Twitterは拡散力が非常に高く、災害等の緊急時にしばしば情報発信に用いられます。しかし、そうした情報を、真偽を確かめずに広めてしまうと、大きな混乱を招いてしまうことがあります。
平成23年の東日本大震災の際には、メールや電話などがほとんど使えないという事態が発生しましたが、Twitterはアクセス可能であったため、被災地の状況や被災者の安否確認などにTwitterを利用した人が大勢いました。
その一方で、「有害物質を含んだ雨が降る」、「水道水が危ない」などといった、人々の不安をあおるような情報もTwitter上に拡散されていました。
こうした情報は、善意で他の人に教えてあげようとしたのかもしれませんが、事実かどうか確認もしないまま広めたことで、かえって多くの人が混乱する結果となりました。

【注意点】
リツイートは、自分の言葉でメッセージを書き込むのと違い、クリック1つで手軽にできてしまうため、自分が多くの人に向けて情報を伝達しているという意識が、どうしても希薄になってしまいます。
児童生徒には、リツイートとは情報を発信する行為であり、軽はずみなリツイートによって、罪に問われたり、現実世界に大きな影響を及ぼしたりする可能性があるということを、理解させることが大切です。

埼玉県教育局県立学校部生徒指導課