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12月26日(木)DXハイスクール研究発表

大宮東高等学校野球部が文部科学省の高等学校DX加速化推進事業の一環で弾道測定分析機器(ラプソード)を用いて、全国初の研究発表を行う

大宮東高等学校は、文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(以下 DXハイスクール)の認定を受け、本校野球部に弾道測定分析機器(以下 ラプソード)を2台(投球用・打撃用)配備した。投球・打撃の客観的なデータを測定し、被検者の主観的な感覚との相関関係について研究を行っている。日本体育大学野球部と連携し、黒木豪助監督、辻孟彦コーチの指導助言を仰ぎながら研究を進めている。全国初の試みであるため、ラプソード社も注目し、協力体制も整えてくれている。この研究成果は、12月26日に発表する予定である。

 1 研究内容

野球部に所属する打者9名、投手6名を被検者とした。10月4日から週1回、測定を行っている。ラプソードで測定できる項目は、投球で10項目(球速、回転数、回転方向など)
、打撃で7項目(打球速度、打球角度、飛距離など)測定できる。大リーグ、日本プロ野球の各球団も所有し、大谷翔平選手も利用しているもので、高校では、全国3800校の野球部のうち150校がラプソードを所有しているが、投球用、打撃用の2台を所有しているのは本校だけである。そのため、ラプソード社も注目してくれている。

 2 研究方法

ラプソードを決められた位置にセットし、iPadと連携させ測定を行う。投球は既定の距離(18,44m)で行う。打撃は、7,0m離れた場所からスローボールを投げ、全員が同じバットで打撃を行う。その都度、測定結果がiPadに表示されるが、主観的な感覚は、測定結果の前に記録を行う。技術指導もかねて、日本体育大学野球部の黒木豪助監督、辻孟彦コーチに動画を送信し、指導を仰いでいる。今後、本校に来校し、直接指導を行ってもらう。(日程は神宮大会後)

 3 研究発表

12月26日(木)に日本薬科大学で行う「令和6年度探究活動生徒発表会」で埼玉県教育局からの依頼を受け、DXハイスクール認定校として発表を行う。

 4 導入の効果

 客観的なデータが見られるので、各個人が技術向上のために積極的に利用している。数値の向上とともに実戦での活躍場面が増えている。また、ドラフトで埼玉西武ライオンズから育成第1位で指名された本校の冨士大和投手のずば抜けたデータを見て励みになっている。文部科学省のホームページにも紹介されているので、全国からの問い合わせも来ている。